当社代表の稲葉崇志による初の著書『「A4一枚」から始める最速の資料作成術』がCCCメディアハウスより刊行されました。
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「A4一枚」から始める最速の資料作成術
稟議文化の日本企業でも、即断即決の外資系企業でも、どこでも通用する資料を最短でまとめる技術。
多くのビジネスパーソンは日常的に様々な資料を作成している。しかし、自分としてはいい資料を作成したつもりでも、その意図が相手に伝わらないといった体験は誰しも覚えがあるだろう。
じつは、提案書に書き込むことはほぼ決まっていることをみなさんは理解しているだろうか。説明されることに慣れた経営者や管理職にはほとんど当たり前のことになっている事実。がんばってつくった「オリジナルな資料」は、実は逆効果でしかない。
「A4一枚」という限られたスペースは制約ではなく、資料作成に慣れていない人が「つくりやすく」、忙しい読み手にとって「わかりやすい」資料をつくることのできる最適なフォーマットなのだ。
本書では、NTTグループや日本IBMといった大企業で、複雑なステークホルダーによる合意形成を行ってきた実績のある著者が、どこでも通用する資料を短時間で作成する技術を公開する。また、相手に伝えるために押さえるべき資料作成上の「お作法」や、すぐに取り始められる独自調査の方法などもあわせて解説する。
目次
第1章 資料作成は「A4一枚」から始める
- なぜ「A4一枚」がベストなのか
- 上司はどんな資料を求めているか
- 「報告書」と「提案書」の違い
- 3つのポイントを確実に押さえる
- 「A4一枚」に書き込む要素は六つ
- 「A4一枚」から始める資料作成のステップ
第2章「A4一枚」でドラフト(設計書)をつくる
- 資料作成の前にドラフトをつくる
- 「目的」「ターゲット」「メッセージ」を確認する
- 資料の「ストーリー」をつくる
- ドラフトを完成させる
- ドラフトを使って方向性を決める
第3章 資料に最適なデータを探す
- 資料にはどんなデータが必要か
- データ収集の計画を立てる
- まず「公開情報」を探索してみる
- コストをかけずに「独自調査」を行う方法
- 集めたデータを評価する5つのポイント
第4章「見てわかる資料」に仕上げる
- 「伝わりやすい資料」とは
- スライド表現は基本がわかれば簡単
- ひと目で伝わるグラフのつくり方
- イメージを伝える図のつくり方
- 文章表現の基本を押さえる
第5章「A4一枚」の資料を完成させる
- ドラフトから「A4 一枚」のサマリーをつくる
- 〈背景〉は「事実」をグラフで示す
- 〈目的〉を箇条書きで思い起こさせる
- 〈提案〉はイメージとテキストでシンプルに述べる
- 〈スケジュール〉はプロセスを示す
- 〈体制〉はツリーを使って示す
- 〈課題〉は箇条書きで明示する
- 完成した資料をチェックする
第6章 A4一枚を「詳細資料」に展開する
- 「A4一枚」のサマリーから詳細資料をつくる
- サマリーをスライドに展開する
- 補足スライドを追加する
- プレゼンテーション資料として整える
- スライドのメッセージをチェックする
あとがき
ご紹介動画
FMラジオに出演しました
FMラジオ『羽田徹のキキミミ図書館』にゲスト出演させていただきました。この動画(音声)は実際の放送から再配布用に切り出した特別編集版です。
FMラジオ『羽田徹のキキミミ図書館』 2019年4月28日(日)18:00-18:30
『「A4一枚」から始める最速の資料作成術』(CCCメディアハウス)
定価:1,500円(本体)+税
ISBN-10: 4484192071
ISBN-13: 978-4484192079